ノースキル文系
ノースキル文系。
最近この言葉を知りました。『英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか』なんていう本が出ているらしい。
うまいこと言うなあと思ってちょっと感心してしまったけど、笑ってる場合じゃない。
資格もない、英語はもちろん強みになる言語もない、ついでに学部は文系の中でも何勉強してるの?って聞かれる率高めの国際系。の、3年生であるわたくし。耳が痛い。おっしゃる通り過ぎてぐうの音も出ない。
これはちょっとなんとかせねばなるまい。1年生の時からこの言葉知ってたらなあ。
と思う一方、就活のために一生懸命資格取るのもなんか違う気が。大学って勉強をする場であって就活準備するために行くわけじゃないじゃないか。と正論っぽいことを言いつつ、正直なところ、 4年間ずっと就活を見据えて大学生活送るってちょっとぞっとする。胃が痛くなりそう。そんな大学生活嫌だ。
まあそうやって生きてきた結果、今ノースキル文系で困ってるわけだから、自業自得ってやつ。
別にそこまでだらだらしてたわけじゃないと自負してるんだけど。入学当初からぼんやり留学に行きたいと思っていたから、授業は真面目に行ったしGPAは高めでキープしてきたし、学内のではあるけれどTOEFLも受験してきたし、2年の時のゼミは学部1ハードなとこに入ってかなり国際関係について勉強したし、内閣府で主催している世界青年の船っていう事業にも参加した。その後の事後活動として、報告会や次の応募者の選考対策にも力を入れてきた。
でも結局、留学には行けなかったし、就活で武器になるようなスコアはないし。
別にそこまで良い大学に行ってるわけじゃないし文系だけど、結構真面目に大学生活を送ってきたつもりだった。だけど今、自分が企業から求められるような人材じゃないっていう現実を突き付けられていて。今まで自分、何してたんだろう…と、絶賛自己嫌悪中。
このままあと半年で就活始めて、なんとなくどこかの企業に拾ってもらって、それでもう社会人として働いていくんだろうか。本当に?
それはなんだか嫌だなあと思う今日この頃。